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2016.03.10

ブックレポート

book

 

約1年前から隔月で開催している集まりがあり、昨日はお勧めの本をプレゼンするというテーマがありました。

 

その際に作成したブックレポートを折角なので紹介致します。(少し見直しを掛けました。)

 

 

book2

 

少々話はズレてしまいますが、今年は「75冊の本を読む」と目標にしており、購入すると大変なので図書館で借りてます。

 

図書館の良いところは「お金を払ってまで」と思ってしまうような本も気軽に手を出せるのでジャンルが広がります。

 

その中で気に入った本を購入すれば非常に経済的です。

 

75冊読もうと思った記事にはジャンルの比率も記載されてました確か(ビジネス6:小説2:教養・その他2)くらい

 

だったような気がします。要は偏るなという事ですかね。(小説は文章力を学ぶことも出来るとか、)

 

 

今回の「ほんもの」は今まで実践していた真逆の考えでしたのでとても参考になりました。

 

色々とご指摘もあると思いますが、あくまでも私の勝手な解釈ですのでご了承ください。

 

では、ご紹介します。

 

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『ほんもの』ジェームズ・H・ギルモア/B・ジョセフ・パインⅡ

2016年3月9日

和氣悟志

 

経済が農業経済→工業経済→サービス経済から経験経済に移行する中で、新しい消費者の感性として生まれてきている「ほんもの」とは何かを明らかにし、ほんものの経験経済(財・サービス)を提供できる企業だけが生き残れるとする経営書です。そして、本書には、「ほんもの」をつくるためのフレームワークをディズニー、スターバックス、ナイキといった実際の企業を例にとって示されている。

 

企業として「ほんもの」で有る為には、あるいは「ほんものと見られる経済価値」を提供する為には自社と顧客に対し誠実で無ければならないとしている。決して企業の本質的目的や創業の理念に背いて利潤だけを目的に「にせものの経済価値」を販売してはいけないと強く訴えており、それは自分たちに嘘をついてはいけないという事である。

 

哲学・物理学・相対性理論などが含まれており難解な内容であるが、ハムレットから引用されたポローニアスが息子のレアティーズを諭した「ほんもの」と「にせもの」を2つの定義にマトリックス化にした、ポローニアス・テストは自社がどのような状況にあり今後どのようにすれば良いか実例を基に説明されており、自社でテストしたみたいと思った。

 

・自分自身に誠実であること

(提供する経済価値が、それ自体に誠実なものであるか)

・他社に対し自分であると主張する自分であること

(提供する経済価値が、そうだと主張するものであるか)

 

その他にも本当の「ほんもの」になるためには「提供する経済価値あるいは企業の名称を、実態に合うように変えなければならない」など、10項目の条件などが明示されおり自社に照らし合わせ評価してみたいと思う。

 

また、広告においても訴えるものと実物の違いがあり、現在の消費者は「ほんもの」であることをとりわけ望んでいるので、「経験」を提供するためのプレースメーキング(場の創造)はリアルの場はもちろん、Web等を活用したヴァーチャル空間も含めたポートフォリオを考えることが、重要であり、現在の経験経済では経験がマーケティングであると述べられている。

 

とりわけ栃木県の中小零細企業はITリテラシーが低い傾向にありIT化されたモデルオフィスを体験してもらう場所を通し自社サービスを訴える方法も良いかと思う。(ひとつの場所で様々なテクノロジーを体験できる場所)本書を通し改めて企業としての考え方や新たな顧客へのアプローチ案を得る事ができて参考になった。

 

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以上、ありがとうございました。